僕と…舞台 母母母と笑いなさい

今回は森詩織さんの舞台、母母母と笑いなさいを観に中野MOMOへ🚶
DSC_0469.JPG会場の広さは「上野ストアハウス」よりは狭くて「コフレリオ新宿」よりかは広い感じです。

気付いたけど中野はとても過ごしやすそうな街でとても良かったです。引っ越したいです。

この舞台にもりしが出演した切っ掛けは、前回のゑんら絵巻で共演した初恋タローさんに呼ばれてのもの。
最初は初恋タローさんの原案だからお笑いの舞台のもんだと思ってた。当のもりしも前回のゑんら絵巻で、「私が出る舞台はこんな軽い感じのばかりだと思うよ」と言ってたからそのノリで行くと、面喰らいました💧本格的な舞台でした。

オムニバスとは聞いてたし、もりしが二役をすることも事前に分かってた事でした。ただもりしがこんなツイートをするもんだから、内容が気になります。
1話目の「何食べたい?」からいきなりもりしが出演です。いじめっこのリーダー格の女子高生。これはもりしに合ってた。出鼻から元気一杯で声の通りが異様に良い!
いじめられ役の子にとにかく「親友だよね」って言葉を言います。もりしの嫌らしい表情と相まって恐かった。
聞けばタローさんのお姉さんが実際に起こった話だから内容も濃いです。もりしは本当にいじめっこ役を上手に演じてた。所々優しいもりしが出てたけど😊

2話目の「寝たふり」はもりしの出番はありません。AV女優になった女の子の話ですが、とても共感が持てました。どんな職業でも誇りを持って仕事をしてるのは良いものです。(法に触れることはダメだけど)

3話目「アケビの花」これにもりしは犯罪を犯した母親役で出演です。最初もりしが出てきた時に驚きました。1話目での嫌らしい表情とは打って変わり、なんとも柔和な表情に優しい仕草。これがあのもりしなの?と思える変わり方。
特筆すべきはもりしの泣きの演技です!本当に泣いてるんです。今までは泣きの根岸だったけど、自然体に抑えながら泣くその表情や仕草にこっちも思わず泣きます。普段泣きのキャラじゃないもりしのその泣きの姿はもう感動しかありません。それに会場のお客さんは失礼だけど、もりしの事なんて知らない人がほとんど、それなのに会場からすすり泣きの音が聞こえる。これは本当に凄いことです。女優を目指している訳じゃないのにね😄

4話目は「笑う母」これは内容的におおばかものと似た感じだから省きます。

今回の舞台で嬉しかったのは、前回の舞台で、もりしはしきりに大根役者、大根役者と言ってました。でも今回の舞台では不安や悩みを見せつつも大根役者の言葉は出ずに、成長を感じたし演技も千秋楽を迎えるに当たり堂々としてた。

千秋楽はまさかの立ち見。舞台で立ち見なんて経験したことが無いからとても新鮮でした。溢れんばかりの人、人、人が嬉しかった。

もりしの演技もラストスパートと言うこともあって初日や中日よりも更に気合いが入っていた。もう1話目は声の通りも良いし何から何までもりしのキャラに合ってるから言うことないけど、3話目の「アケビの花」千秋楽の緊張もあって泣けないのではないのかな?って思ったけど、そんなことはない❗️泣いてます。体を震わせながら泣いてます。もう本当に良かった。

最後のカーテンコールでのもりしのやりきった感が滲み出ている表情に推しでも無いのに嬉しくて感動して泣いてしまいました👏👏👏
実際、他の人が観れば普通の大した演技では無いのかもしれない、でも僕は今回の森詩織さんの演技は最高に良かったです。歌声で人の魂を揺さぶれる人は演技においてもそれは変わらず人の心を揺さぶるんだと思いました。

これが最後の舞台になると言ってた。勿体無けれどそれは仕方がない、もりしの目指す場所はそこじゃないから。でも、いずれMV撮影なんかする時に演技の経験が活かされるから気が向いた時にふらっとまたやれば良いと思うよ。

初恋タローさんに最後挨拶をしたけど、感極まって泣きそうになったから「良かったです」ってありきたりの言葉しか言えなかったのが残念でした。

内容的には我らがアイドル根岸愛さんが出演し演じそうな内容の舞台なのに、真逆のキャラ森詩織さんが演じたのが良かった。

そして、誰よりも台詞を噛まなかったもりし、これはみおちゃんやあいぽんにも言えるけど、PASSPO☆クルーは舞台で噛まない!舞台に対しても真摯に立ち向かうその姿はみんなほんとうに格好いいよ😄

色々な脚本家の話や色々な演出家の方の話が観れて良い脚本に良い役に、大変満足した舞台「母母母と笑いなさい」でした。

僕と…舞台 母母母と笑いなさい編 完